さーふまっぷ

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波に巻かれてパーリングが怖い時の対処法 その2[全2回]

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パーリングをしてノーズを折ったことがありますか?
私はあります。
サーフィン仲間とトリップに行った時です。
トリップ初日、サーフィン開始して30分の出来事でした。
みんなが上がってくるまでビーチに体育座りをしていたのも
今では良い思い出ですw
 
サーフアドバイザーのたく(@taku_310)です。

surfmap.hatenablog.com

↑前回に引き続きパーリングが怖い時の対処法第二弾です。
あと今回は私のようにパーリングをしてノーズを折る被害者を
減らすためと鼻の穴を膨らませて書いてます笑
 
ノーズを折ったあなたはすぐに知りたいと思うので
結果を先にお伝えしますね。
 
波に巻かれてパーリングが怖い時の対処法は
ボードをボトムにセットするまで波をみる
 

パーリングの原因

テイクオフの場所が悪いこと。
千葉や湘南で一般サーファーがサーフィンするポイントなら
テイクオフの場所が原因です。
(ハワイのノースショアなら別ですが…)
 
本来テイクオフするべきところより岸側で
テイクオフしようとするとパーリングの原因となります。
 
・ブレイクしているところでテイクオフすることになる
→波がすでに掘れ上がりテイクオフの難易度が上がる
 
テイクオフしようとしているところは
波が掘れ上がっていませんか?
 

テイクオフを微調整する

波が掘れ上がっているところでテイクオフしようとすると
進行方向を見た時に波の斜面が急に見えるので怖いです。
しかもテイクオフが難しくなりスキルが必要です。
 
あ、波が掘れ上がってるなって思ったら
ポジショニングを沖に微調整すると
うねりからテイクオフすることになるので
パーリングをしなくなります。
 
そしてこの微調整がすごく大事。
サーフィンでは同じ波は来ません。
同じサイズの波でもブレイクするところが
数十センチずれます。
 
常に波に合わせてテイクオフする必要があり
微調整できないといつまでもパーリングし続けるはめに。
 

テイクオフは波から目を離さない

テイクオフを微調整するためには波が
どのような状態なのか確認する必要があります。
 
微調整の工程
①波の状態を確認
②確認後、最適なポジショニングをする
 
パーリングするサーファーは波の状態の確認を
早い段階で辞めてしまうことが多いです。
例えばキャッチボールをすると想像します。
ボールがグラブに入るまで見ていないと
どこに飛んでくるかわかりませんよね。
 
ボールがグラブに入るまで目を離さない
→テイクオフのポジションに行くまで目を離さない
 
ボールがどこに飛んでくるかわからない
→波がどんな状態かわからない
 
波の状態を早い段階でやめるサーファーは
キャッチボールでボールを見切るのが早いのと
同じことをサーフィンでしています。
波がどのような状態かを知らずにパーリングするので
怖いと感じるのも当然です。
 
CTサーファーもしっかり波を見ています。

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ボードを岸側に向けようとしています。
この段階でも進行方向(この後レフトにライディングします)
ではなく波を見ていますね。
 
波から目を離さないことで何メートル調整して
ポジショニングすればベストなのか判断できるようになります。

週末サーファーが鬼パドルをしない方がいい理由 - さーふまっぷ

↑ポジショニングする場所については上記で触れています。
ご参考にして頂けたらと思います。
 

まとめ

・パーリングの原因は掘れ上がっているところにポジショニングしている
・同じ波は2度とこないので毎回ポジショニングの調整が必要
・調整のためにポジショニングするまでは波から目を離さない
 
波がどんな状態なのかを知れば恐怖心もなくなります。
テイクオフの成功率を高めて楽しいサーフィンを〜^^♪